違う日付の数字を一致させようとしない
PMSは宿泊日、OTA精算は精算対象期間、決済は処理日、銀行は入金日で集計されることがあります。月をまたぐ前受、未収、返金があれば同月の合計は一致しません。まず各資料の日付基準、金額の税区分、対象施設と販売経路を明記します。
客室売上に食事、追加料金、取消料等が含まれるかも確認します。OTAが手数料控除後の金額を送金する場合は、入金額を客室売上と同じ列で比較しません。原本を保ち、突合用の表で差を整理することで、元データを変更せず理由をたどれます。
差額に状態と根拠を付ける
予約番号、取引番号、精算番号、入金明細の対応をたどり、入金待ち、返金、手数料、集計期間差、未解決等に分類します。複数予約の一括精算や分割入金では、金額が同じという理由だけで1対1に結び付けません。金額一致と、元記録の対応が確認できた状態を区別します。
編集部の見解として、未解決差額を少額だからという理由で自動調整せず、責任者と確認期限を付ける運用を提案します。突合完了は会計登録や入金消込の完了と同義ではありません。必要な仕訳や税区分は、証拠資料をそろえて経理担当・税理士等が判断します。
検討項目を同じ表にそろえる
| 資料 | 主な基準 | よくある差 |
|---|---|---|
| PMS | 宿泊日・売上区分 | 月跨ぎ・追加売上 |
| OTA明細 | 精算対象・控除項目 | 手数料・返金 |
| 決済・銀行 | 処理日・着金日 | 入金待ち・分割 |
| 会計 | 認識・計上基準 | 未収・前受・調整 |
仮定の数字で確認する
以下は考え方を示す仮定例であり、9STAYの運営実績や市場の標準値ではありません。
対象宿泊売上100万円に対し、手数料10万円、返金3万円、翌月入金予定5万円なら、単純化した当月入金見込は82万円です。差18万円が理由付きで説明できれば、入金82万円へ売上を書き換える必要があるとは限りません。
この例は突合の考え方で、会計処理の指示ではありません。各項目が同じ施設・予約群に対応するか、返金を売上側ですでに控除していないかを確認し、二重控除を避けます。
実務での進め方
- 原本を保ち、資料別の日付・税・売上範囲を定義する。
- 識別番号から対応をたどり、差額を項目別に整理する。
- 未解決に担当と期限を付け、会計処理は別途確認する。
制作・確認: AIを用いて原稿を作成し、参考資料の公開情報と計算例を照合しました。出典確認日: 2026年10月28日。表・仮定例・実務手順は編集上の提案で、参考資料の転載や公的基準ではありません。特定の専門家による監修は受けていません。
よくある質問
銀行入金を正として売上を修正しますか。
入金と売上は時期や控除が異なります。差の理由を確認してから処理を判断します。
突合ができれば消込も完了ですか。
突合、会計登録、銀行明細の消込は別の状態です。それぞれの保存結果を確認します。